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アルジャーノンに花束を 第5話 ふとした不安

柳川くんたちの「日常」の前にもうちょっと咲人のことを。

今回も咲人の知的な部分の発達について興味深い表現がたくさんありましたね~。第5話では、まさに思春期の男子の成長と同じ様に、百科事典的な知識欲が性や愛への欲求と補完し合うように進んでいく様子が描かれておりました。百科事典を読むのと同じようにデート本を読み、愛しい女子のあれこれを妄想するのと同じように科学や美術書を読み漁る。新しい世界への経験と言う意味では知も性愛も同じこと。咲人の恋愛がこのタイミングでクローズアップされるのは大事だよなぁと思う訳であります。

そんな様々なエネルギーが体に貯められ、それが溢れていく様子を咲人の智さんはとても上手く表現されていたと感じました。研究所で遥香と二人っきりでの数学の学習場面。教えられることを既に自分が超えていて、もっと先に行きたいという純粋な欲望が溢れている、その「溢れる」風情が素晴らしかったなぁと感じました(なんだか岡村ちゃんの『家庭教師』を思い出しましたねw)。

もう一つ素敵だったのが、昔貰った遥香のイヤリングを見ている時の仕草の変化。以前はイヤリングを揺らすと同時に自分の体も揺れていて、イヤリングの光そのものに反応し魅かれていたのが、第5話の始めの方ではイヤリングに定まっていて、そこに遥香のイメージを見るようになっている。そして、遥香と蜂須賀のキスを目撃してしまった後になると、遥香のイメージはイヤリングの中ではなくその下の虚空にあり、イヤリングがすでに失われたものとしての象徴となっている。普通の人間ならば当たり前の、イメージを作ってそこに意味を込めていくという知的な能力が咲人にも備わってきていることを、恋愛に絡めて表現していて素敵だな~って思いました。

でも、そのイメージする力は、妄想にも猜疑心そして孤独にも繋がっていく訳で、ここも第6話での展開が凄く待たれるところですね。

さて、そんな風に咲人が成長していく一方で、柳川くんや檜山くんやDFSのメンバーの、成長する咲人を凄いと思いつつも、彼と接する態度はそんなに変わらない、その距離感がなんとも愛おしかったですね。教習所で、舞や梨央に咲人の成長を告げる時の二人のちょっと誇らしげな顔つきとか、遠巻きに見つめるその姿勢に漂う優しさ。咲人が真っ赤なスポーツカーを手に入れて、「咲人号、発進!」と柳川くんが嬉しそうにおどけた振りをするところとか。咲人の知的な成長が著しかったのはそんな暖かな周囲の雰囲気もあったからだろうなと感じもします。

そんな彼らの称賛の一方で、徐々に見えてきた咲人との差。漢字が読めなかったからなのか、説明された文章が難しかったからなのか、檜山くんがおずおずと「わ(からない)」のカードを差し出した時のちょっと決まりの悪そうな笑い顔。柳川くんの、梨央の咲人への恋心に気付かない9歳児っぷりとかw、レーシングゲームで咲人に負けてこれまで以上に悪ふざけっぽく騒いじゃう9歳児っぷりとかw。二人の変わらない部分が、咲人が変わってきたがために「差」として見えてきてしまう。あの5人組のキャイキャイとした雰囲気が今後どうなってしまうのか、柳川くんのトーンアップしている悪ふざけがよくない兆しでないといいのですが・・・・

とは言え、9歳児柳川くんがよりパワーアップした舞ちゃんとのコンビもまた新たな魅力でもあって・・次回はそんな5話の柳川くんをじっくり見たいと思います~。
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