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大奥 第6話

上様女家光ちゃん(あ~、やっぱり千恵様というお名前で呼びたいわ~)に捨蔵の娘が生まれるものの、その捨蔵は悲運の事故で寝たきり状態に。再び、大っぴらに有功と上様は愛し合うことができるようになったけれど、男子のお世継ぎ誕生のため、再び新しいお中臈が連れてこられます。彼女も有功さんだけが愛する人とわかっているけれど、産んだ子どもは可愛く、子どもの母として天下を治める徳川家の棟梁としてその才覚を発揮し、運命を受け入れポジティブに立ち向かっていくのでした。

そんな風に変わっていく愛する人や大奥の風景を見て、有功さんは心中をどんどん暗くしていきます。とうとう、有功は玉栄に上様の更なる新しいお中臈となり、自分ができなかったお世継ぎを誕生させて欲しい懇願するのでありました。

あー、なんか切ないですね。二人の気持ちというか立場の微妙なすれ違いが露わになっていく第6話です。子どもという存在を通じて外の世界につながっていくことができそうな上様。一方、有功さんは、細やかな配慮による差配(冒頭の元お中臈二人の生き生きとした活躍ぶりを見て、本当にシゲは残念だなぁと哀しくなりましたw)で大奥を活気づけ、再起不能となった捨蔵にも優しい心遣いを見せるのに、どうにもどん詰まりで表情を失くしてしまう有功さん。

久しぶりに上様が寝所にいらっしゃったのに、なかなか心を開くことができない有功さんの表情がとても心に染みました。二人の愛は確かにあるのに、愛し合うこともできるのに、なぜ彼の心は満たされることはないのか。ひとり、未来と言うものに拒絶されているかのように感じている有功さんの辛さ。たぶん、その辛さは正勝さんも一緒なのでしょうね。息子との謁見場面での激昂は、子どもへの愛だけではなく、自分と言う存在が世界や未来と断ち切られているその辛さであったように思え、有功さんと正勝さんの二人の人生の重なりがよく見えて、よかったです。

またその二人の閉塞感と対比するかのように、大奥が外の世界とつながっていきます。松平信綱(段田さんと生稲ちゃんの関係がいいわ~)の娘しずのお話、表向きの重職も務める六人衆とこのところの農業収益や農民の統治の話を直接して、彼らに感心される上様。この逆転大奥を取り巻く世界が語られ、その世界の中で変化をもとめられて、なんとか対応していこうとする人々の動き。歪みつつも動いていく世界の面白さ。そして、それを思うとまた哀しい有功さん。この対比を描くために世界の話をようやく第6話で持ってきたんだなぁとちょっと腑に落ちました。

さて、我らがお楽の方こと捨さん。病を負い、見舞いにきた有功さんがまた来ると言った時に見せた不自由な体での笑顔、その弱々しく儚げな笑顔が辛かったですね。その場面での口元の幼さがとても印象的でした。あとの出番、お亡くなりになる場面だけかなぁ、寂しいですね。

とはいえ、一番ぐっときたのは、上様からお楽という名前を頂戴し、それを有功さんにを話をする場面でしょうか。それまで本当に卑屈な程、大げさに腰を低くふるまっていたのに、すっと背筋を伸ばして、ぐっと自信に満ちた眼の輝きの色気のある青年の顔になるんですよ。可愛いんじゃなくって、ホント、カッコよくって(こういう顔をいっぱい見れる作品にも出て欲しいな)。

そして、その時の有功さんの無表情な筈なのに苦みが溢れるような表情もまた凄い。お互いにまったく顔を合わせることのない場面なんですけれど、二人の対決ぶりがビシビシ伝わってきて、シビれましたねぇ。ちょっとジョーカーでの車の中で椎名が変身を解く場面を思い出しましたよ。(あー、この二人で黒蜥蜴みてみたいかも。明智小五郎@堺さんでね)

あとは、上様に正座したまま、すーっと近づいた場面も面白かったですよ。正座で畳でロボットダンスみたいなスムーズさ。笑えました~。
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