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火村英生の推理 最終話 理性と勇気と

ようやく復活ーー。ようやく元気になってきて、フールーのアナザーストーリーも少し見ることができました!火村先生は母校の先生になることができたのね・・とか、一回生って言い方懐かしいとか、まだそんなところですが、嬉しいですよね。

さて、本編。最終話だという思いで見ていたせいかもしれませんが、久々に最初の方の火村と有栖の会話のあたりジワーっときました。二人が座って向かい合って、じんわり話をする。すごくこなれてきて有栖先生の関西弁で語られる、ちょっとだけゆっくりした間の二人の会話。もうねぇ、二人の関係の微妙さが、いまだに二人の間に残っている駆け引きの関係が、よかったですよ。

よくドラマ版の火村英生はBLっぽい味が強いとか言われますが、どうなんでしょうね?。確かにお互いがお互いの存在を支え合っているところはある。相手のために激昂したり、命を顧みないような行動も取る。でも、恋愛っぽいイチャコラはあまりない気がするんですよね(対ST比)。火村先生と諸星が銃声を残して行方不明になっても、有栖先生はただひたすらに小説に向かうと言う姿で、その喪失感が決して声高にならない形で描かれている(小説に向かうのが喪失を埋める姿と言うはダリ繭で描かれていた)。

そして、おそらく火村先生が戻ってきたであろうラストシーンでの少しだけびっくりして少しだけ嬉しそうなあの表情。なんかもう二人の関係性の描写は押さえに抑えた形になっていて、そこがとにかく全般的にパシッとしないドラマ版火村先生の特徴ではあるのだけれど、これがBLか?と言われたら非常に渋い趣味の・・・としか言いようがないと思うのだけれど。どうなんでしょうね?

ちょっと横道逸れちゃったけれど、やっぱり今回のドラマの趣旨は一貫していて、「美しい犯罪などなく、犯罪とは身勝手さ、残忍さをもつものである。また、犯罪に立ち向かうことができるのは理性と勇気である」ということだったように思います。それを象徴的に示したのが、最終話の「3つのワイングラスから毒薬の入った1つを見分けるトリック」でしょう。まったくの推論勝負。そこにテロリストの諸星は命を弄ぶための絶好の場であることを期待して火村先生にゲームをしかけます。

もし火村が毒の入っていないグラスを選択すれば、諸星は毒の入ったグラスを飲み干して自殺しようとしていたのでしょう。そうした諸星が想定した命を弄ぶゲームに対して、そのゲームを火村はどちらも命を落とさないための戦略を勇気を持って仕掛けるのです。一人分の毒薬は一人の命を奪うけれど、それを二人で分けあえばぎりぎり二人とも助かる・・正確に言えば、二人とも助かる確率は一気に上がる。

命を奪うことを軸にしたゲームを一気に命を助けることを軸にした命がけの救出活動のようなものに変えてしまった火村先生の推理といいますか、犯罪へのスタンス。また、それを可能にした理性と勇気。そこのあたりがこのドラマ版の言いたかったことであり、「この犯罪は美しくない」というドラマが始まる前からの宣伝文句の真の意味であり、トリックということだったのでしょう(ちょっと獄門島の「きちがいじゃが仕方がない」を思い出した・・・)。

そうなると、この最終話の後半、諸星と火村の最後の抗争と、そこから取り残された有栖の思いは、どんな意味があるの??ということになるんですが、そのあたりはアナザーストーリーをじっくり見て考えたいと思います!
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