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映画MARSーあのキラと少し違うところー

窪田くんはこれまでにも多くの狂った人を演じているのですが、今回の牧生がこれまでの彼らとは違うのは、牧生がきわめて自主的に、その「狂いの世界」に降りて行っていることかなと思います。それは窪田くんが言うには「牧生はただただ純粋に零を愛しているだけだ」というということなんだけれど、その分、迷いがなく平然と動揺することなく悪をなせるということで。

例えば、キラの秘密を零に言う時の、心も顔つきもすべて悪辣というか下司さを放出しているシーン。表情もそうだだけれど、あの声の薄気味悪さというかいけなさ加減は、これまでの窪田くんの演じてきた狂った人々とは全く違うような気がするのです。よく似ているという月さんでさえ、あんなふうに100%の真っ黒さはなかった。それは、どこかで、月さんは自分は必要悪をなしているのだという「やむをえなさ」があるからだと思うのです。でも、牧生にはそういうやむをえなさはない。ただただ自分の欲望に忠実に、ふるまっているだけ。でも、彼が言うのは「ただ愛しているから・・・」

そいう人物にああいう醜さ、黒さを与えてしまう演技の凄さと、人間というものへの深い理解。窪田くんはいつも自分が演じる人物を悪くはいいません。どこかでその人の心情を読み取って、それを愛そうとするんだなとインタビューを見ていて思います。しかしながら、愛しつつも徹底的に俯瞰した目で、その人物を突き放していくシビアさも持っている。なんかそのあたりの心情をどこかでしっかりと聞いていみたいなぁと思うのでした。
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