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ガチバンMAX2

2010年8月公開、ガチバンMAXの続編、勇人曰く、渋谷のプレッシャーをぶっ壊したものの、渋谷に居られなくなったよっちゃん先輩、勇人、のんのんが歌舞伎町に居を移し、あやうい3人の同居生活を始めます。

MAX2はまず風景がとてもきれい。夜のネオンの色も昼間の立ち並ぶ看板の色も。そして、緑のツタの絡まる、古風な物干し台のある、おんぼろアパートがものすごく魅力的。よくぞ見つけたとういう感じです。ボロいけれど、のんのんがいて、こぎれいに保たれている「ひと」の住まい。その子が白いアッパッパ来て、青い夏の空の下、物干し台で洗濯物干してたら、もうそれだけで、それだからこそ惚れる。

ヤンキーとしての欲望が乾きまくっている勇人だけれど、MAX2は9割方、のんのんのことが好きで好きで、だからこそ守ってあげたい、あげなきゃいけないんだよ、死んでもいいから、という大変魅力的な右往左往っぷりの物語でした。でも、お互いに子どもだから、自分の足で立てないうちは、一緒にいることはできても一緒に生きることはかなわないのが道理です。だから、千葉に帰ったのんのん(と私は確信してますが)は強い、賢い子だと思うのです。

あと、MAX2はよっちゃん先輩がカッコいいです。タンクトップにテロンとした素材のシャツの姿が、すらーっとした長身ぶりによく映えて。勇人もよっちゃん先輩も背中が、特に肩甲骨のラインが素敵だから、二人並んでの後ろ姿にはほれぼれします。って、ビジュアルの話ばかりしていますが、ビジュアル(カッコいい、シブイ)を大切にするというのはヤンキーの4大要素のひとつ(あと暴力、自由、権力)ですし、いい映画なので映像はすべてのモノを語っていると思うのです。

さて、MAXもMAX2のたまんなさに「普通の人の弱さ」の描写があります。いい人なのに、どっかで決定的にずるくて、決定的に悪いことをする。でも、誰かを育む力は持っていて、だから傍にいることもできる。MXA2の先生は、お金を持ち逃げするような、自分の弱さをつい肯定的に語ってしまうような(でも大人だから、誰も守ってくれることはできないのだから当然と言えば当然だけれど)クズな大人ですが、勇人につい先生として語ってしまうし、その言葉と理念は伝えるべきもので、よくわからないまま思い詰めてる勇人の表情を少し変えたりすることもできたりする。よっちゃん先輩も、裏切ってばかりだけど、勇人にちゃんとメシを食わせる。でも、だからそれでいいという肯定もない、この映画のたまんないバランス感覚です。

あと、有名な歌詞の引用が結構心にきます。MAX2で言えば、尾崎豊の「卒業」ですね。SUPER MAXでは嶋大輔「男の勲章」だし。当時の下司な若者は鼻先で笑ったもんでした。私も笑ってました。でも、20年以上経って、この映画を見て、その歌詞に心が震えています。年取ってよかったかもです。
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