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ガチバンMAXIMUM

2011年6月3日公開。

勇人シリーズの4作目。今週末に公開の8作目ガチバンworst maxで勇人シリーズも一区切りと考えるとちょうど中間地点ですね。中間地点らしく「元来、金にならないヤンキーとして生きていくのは可能か?」という勇人シリーズのテーマのようなものが徐々にクローズアップされてきます。

勇人はなんとか働こうとします。歌舞伎町を物乞いのようにうろつく年取ったヤンキーのようにはなりたくはないのです。この年取ったヤンキーがあの森紋児にぶらっくドクロ団の2代目の座から引きずり降ろされた出口大河先輩(実は、20歳w)なんですね。「俺はヤンキー、死ぬまでヤンキー、一生ヤンキー」と大きく書いたスーツケースをごろごろ引きずりながら、人からタバコを恵んでもらい、弱そうな人に絡んでと、浮浪者同様の姿でたびたび勇人の視界に入ってきます。その様子を傍で見ているだけで勇人はイライラし、遂には他の場所で受けたストレスを晴らすために何の関係もない大河先輩をボコります。勇人も何かの予感を感じているのかもしれません。

バイト誌を読んで、履歴書を書いて、よっちゃん先輩が勤めるニセ韓流ホストクラブのヘルプの仕事をもらい、ウソハングルを練習し、便所掃除もしっかりやって(少年院入所の賜物?)、歌舞伎町で生活していこうと励みます。でも、客もホストもつながりや居場所を金で売り買いすることに慣れ切った姿を受け入れられず、ホストクラブをやめてしまいます。「女を食い物にしない」という優しさと信念は、横領した金でクラブ刹那的に遊び、壊れかけているジュンの心を少しだけ癒しますが、MAX2の時と同様にまだ勇人が彼女を救える力がある訳ではありません。勇人の尻ごみもそれもあってかと思うのです。

一方、よっちゃん先輩はお客さんのツケ200万円を回収できず、あっさりとホスト仲間にも見捨てられながらも、「もうばっくれてはいられない」とひとり拳闘クラブでの賞金稼ぎにすべてを託します。よっちゃん先輩が、死出の旅路になるかもしれないその夕方、パートで働くお母さんのところに「元気だよ~」と電話する姿。夕暮れの、角々の看板がほの灯る中のその姿は、ちゃんと大人していてとても切ないです。

そんなよっちゃん先輩を追いかけて裏拳闘クラブに乗り込む勇人。インターハイで相手を殺してしまった男との対決。お互いの技量が高いので、最初の組み手のスピーディーさ、技の連続性は本当に凄いです。でも、相手の方が強くて、勇人も絶体絶命の窮地に陥りますが、ここで勇人は金属パイプを手にして、相手を滅多打ちにして形勢逆転。勝利を納めます。ケンカをすること自体が何より嬉しいこれまでの勇人なら素手以外で戦うなんてありえなかったことかもしれません。しかし、よっちゃん先輩を助けるということは、この勝負に勝って、賞金を手にすることなのです。勝利した勇人は得た賞金で血で汚れる顔を拭いて、その金を胸に収めてよっちゃん先輩と戦いの場を後にします。

何が大事で何が大事でないのか、何が目的で何が手段なのか、勇人は何を失い、何を守って、何を得たか。別人のようになったジュンはなぜ勇人を無視したのか、あの金はよっちゃんに本当に渡ったのか、「一生ヤンキー」のスーツケースをを引きずる大河先輩はどこへ行くのか。色んな事が不確定のまま、歌舞伎町は朝を迎えるのでした。
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