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はさみ hasami

2012年1月公開の映画です。昨年DVDが発売された時にささっと1回見たんですが、先日WOWOWで放映されたので録画してゆっくり見ることができました。

東京は中野にある理容師・美容師を目指す専門学校の生徒と先生のお話です。技量が伴わず、また才能のあるボーイフレンドの挫折を目にあたりにして、登校拒否気味になっている弥生(徳永えりさん)、内気で情緒不安定で友人や家族との付き合いができず将来を見出せない洋平(窪田くん)、技量・意欲と抜群に優れているのに親の問題で退学を余儀なくされるいちこ(なんしぃさん)、そして3人の担任であり、彼らを親身になって導こうともがくする久沙江(池脇千鶴さん)が主な登場人物。

大人になりかけの時、自分の人生を始めようとして、やっていく中で生じる様々な問題。登場人物たちはきっかけとなることがらに恵まれ、学んでいくものの、すぐにまた別の問題に見舞われます。その時、彼らは新たな障害にちょっとだけ前向きに事態をとらえるように変わっています。そんな「乗り越える力」のあり方、その身につけ方をこの映画では描いているようです。

窪田くん演じる洋平は、人との関係の結び方にどうしても不全感を感じてしまう人物です。でも、その違和感と同時に愛したい関わり合いたいという気持ちも溢れている、その複雑な揺れを窪田くんは本当に細やかに、血肉をダイレクトに感じさせるように表現していました。セリフもぼそぼそいうところが多いのですが、いい終わった時にふっと声の深みが見えるような熱さが溢れておりました。

その洋平の愛が溢れるのが、後半、久沙江先生の髪を指で整える場面。生まれて初めて赤ちゃんである自分の弟を抱いた時のと同じように、優しく、暖かく、暖かく、頭に、髪に触れていく指。そして、それに応えて目を閉じ、頭を預けていく先生。体で持って、体に応えていく、美容が持つ根源的なエロスと癒しを表現しているようで、本当にドキドキしながらも、洋平の大きな一歩を感じさせてくれました。

登場人物たちの簡単にはいかない成長物語。それは、人生という長い時間の中で繰り返し問題が起こっては消え、それを過ぎる(乗り越えるとはなかなか言いづらいw)たびに、自分が何者であるかという小さな思いが積み上がっていく様と同じであるように、私には思えました。そんな俯瞰的な、網羅的な感覚は、今、人生の半分までやってきた自分には、今の自分の困難さを乗り越えさせてくれる感覚のように思えました。若い人が見たらちょっと物足りなく薄味に感じるかもしれません。ちょっと辛い時に、家でゆっくり見ればみるほど、しみ込んでくるような作品だと思います。。

最後に、窪田くんオタ的には、素敵な後ろ姿(布越しの肩甲骨の美しいこと!)のシーンが多いとか、声がXmasの奇蹟の浩次さんに一番似ているとか、かなり濃い作品のように思えます。ぜひ何度か繰り返してみていただき、堪能してもらいたいと切に想うところですw。
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No title

ましゅましゅさん、こんにちは。

はさみ、寝付いた時に一回観て、もう一度観たいと思っていた作品です。弟を抱くシーンや、朝鏡みて身支度して〜〜バイク乗って学校へ〜〜というシーンが良かったです。その後、バーン、となっちゃいますが。。。
この時のビジュアルも好き〜〜。まだ少年っぽい雰囲気が残っていて、色の白さに白衣の白さ、それに唇の赤みがよく映えて、キレイ!!短髪デコだしヘアスタイルも清潔感あり。ただ個人的には、洋平や弥生、いちこ、それぞれみんなピュアで繊細でまっすぐで、空気が始終はりつめている感じが見ていてちょっとだけつらかったので(熱があったせいかもですが)、少しだけ息を抜けるシーンが欲しい気もしました。
後ろ姿いいですよね〜〜肩甲骨っ!!次回はチェックします。プレスの効いた白衣の中でもがっしりとした骨格は、見て取れましたね。白衣、いいかも、笑。

スプレマシー、予告みて、嬉しくなりました!!!鉛筆けずりになにやら、差し込んでむにゃむにゃ〜、アノ勇人がね〜〜。アタマ紋児にパコーンって〜〜コメディ味、楽しいですね〜〜待ちきれないっ!!
STはあさって!! 嬉しい春ですね。
ではでは。

No title

こんにちは~^^

はさみ、なんだか懐かしい気がします。そんな前でもないけど、
その後の窪田君の活躍がめざまし過ぎて、凄く昔のような気がしちゃいますw

確かにこの映画若い子には物足りないかも知れないけど、何かメッセージは伝わるかも知れませんよ。
当時小学生の娘と観にいったんですけど、小学生には難しいかなって思ったんですけど、意外にも面白かったという感想でした。単純にいちこや洋平の境遇を可哀想に思ったり、いちこと弥生の友情に暖かさを感じたり、最後3人が前向きに自分の人生を歩んで行こうとする姿に感動したみたいでした。その後レンタルを息子と一緒に観たんですけど、普通に面白かったってw。でも、綾野君のシーンは強烈だったみたいで、将来に向けていろいろ考えたみたいですww
自分の子供たちを見てて、この映画の受け取り方は人それぞれかも知れないけど、何かを感じ、掴み取れるんじゃないかなって思います。
なかなか、この手の映画を自分から選んで観る若者は少ないかも知れませんが、何か機会があったら是非一度観てもらいたい映画だなって思います。

な~んて、偉そうなこと言ってますが(スミマセン)、私的には先生の髪に触れる洋平君の手にドキドキしてる、不純な母ですwwwそして、この時の今より痩せてない後ろ姿私も大好きですww

そうそう、ガチバンの知、息子が初見で見つけたんです!(私は気づきませんでしたw)若い子の動体視力には驚かされます!!
鉛筆削りの上下に揺するって何?ねむり箱さんも仰ってる、あの差し込んでるものは何?って、ホントに笑いどころ満載ですねwww

No title

わーい、みなさんの感想もたっぷり聞けてとっても嬉しいです~。

ねむり箱さん、こんばんわーー。

バイクの事故の日の朝の身支度、私も好きなシーンですよ~。ようやく仕事に、勉強に集中できるようになった洋平。鏡に映る目がぱっちりと、しゃっきりとしたお顔ですごくよかったですね~。

学生の頃って、色んな問題が起こって、特に先生側からみると始終トラブル対応している感じになったりするから、気が抜けないのかなぁと思ったりして見ていました。だから、そんな気の抜けなさにくじけそうになる久沙江先生が見たかったかもですね。あと、いちこがどうなったのかちょっと知りたかったですね~。彼女のような人はきっと大丈夫なのだけれど、あの大きな笑顔がもう一度見たかったなと、きっとみんなそう思っているでしょうけど、心残りでしたね。

ちょっと調べてみたら撮影は2010年とのことですね。髪の毛短くて、茶髪だからガチバン終わってからなんでしょうね~。ほんと、まだ子どもの顔が出たり入ったりしてる頃ですよねぇ。ほんとピュアで繊細で、時々お肉ぱつぱつで、一番見てて安心できた頃なのかもしれないですね~。

で、水曜日には最新の窪田くん。本当に楽しみです!

No title

シャロームさん、こんばんわーー。

いえいえ、シャロームさんにはいつもお子さんの意見を聞かせてもらって、本当に目から鱗させてもらっています。っか、綾野くんのシーンは子どもさんには強烈かも。でも、実際にああいう人もいっぱいいて、思わぬ遠回りをする人もいるんですよね。あの綾野くんがどうなったのかもちょっと知りたかったなー。

でも、お子さんには映画が伝えたかったことがストレートに伝わってる感じでほんと素敵ですね。シャロームさんの育て方がきっと素敵に違いないです!自分もそうでしたけど、映画の中でもがいてちょっと進んでいく人を見るだけでも、何か勇気づけられるものなのかもしれないですね。この映画はそういうのをきちんと描いてくれているから、ちゃんと受け取れるものがあるなぁと改めて思いました。

ほんとねー。今より痩せていない窪田くん、ほんと素敵ですね。今の窪田くんも、色んなもの身につけている最中で、新しい役を見るたびに、「凄い進化だ」と感心しちゃうのですが、欲を言えば、もちょっと太って欲しいなとw。ガチスプの予告編も、せっかくの脱ぎシーンwなのに、アバラ浮いちゃってて、そこだけ辛かったですね。なんかね、シャツとかぱつぱつなとこも見たくなっちゃてますよ~。

ほんと、あの差し込んでいる棒は何のためにあるんでしょうかね?。なんかのメンテ装置??。すごく気になる~~~。

No title

こんばんわ。
この映画、ほんとにじわーって心にしみてくる
いい映画ですよね。
マサ君こと洋平のここがツボ。
①「おれ、最近弟ができたみたいなんだ。
おやじ、いい年してみっともない」と言って(台詞、微妙にちがうかな)
ふっと笑うシーン。
②赤ちゃん(弟)だっこシーン。
家庭に居場所がないような、でもほんとは甘えたいような、
複雑な感情をホントに見事に表現してましたよね!
ヨコハマ映画祭で、「ふがいない」だけでなく、こちらでの演技も
称賛されてて、とてもうれしかったです!
なにげに、おばさん役の烏丸せつこさんにびっくり!
かつては、エロス全開の女優さんだったような…
すっごいよかったです。竹を割ったような、男勝りのおばさん。

No title

もんちっちさん、こんっばんわー。コメントありがとうございます。いやー、こうやってみんなの感想読めるの本当に嬉しいですし、楽しいですねー。

ほんとじわーっと来ますね。何度見ても、違う場面でじわーっと来るんですよね。丁寧に作ってある映画なんだろうなと、最近思えるようになりました。

もんちっちさんのツボのその1シーン。ここでも居場所がないと言いたいような、それとも、親父ってフケツッって言いたいような。その2もそうですけど、洋平の子どもでいたい、甘えたいという、でももう言えない、言いたくない感じがよく感じ取れました。で、あの赤ちゃんだっこのシーンですが、また赤ちゃんと同じような表情してくれて、それも心に染みましたね~。

そうそう、烏丸せつこって、タイトルバック見るまで気づかなかったですよー。でも、あのおばさんほんとよかった!一方で陰気風な義理の母の白石まるみさんも、もうノクターンのママとは全然違っててそちらもびっくりでした。女優さんも化けますよね~。

おはようございます(^^)
盛り上がってますね

はさみ、なんかインタビューあったよなと思って探してみたらありました
撮影は2010年の桜が咲く前と、マサくん言ってました
なんか表現がかわいいですよね(*^^*)
髪形にも触れててはさみ撮影前に長めかだったのをバッサリ切りました
役作りで初めて髪染めたって載ってました
ガチバンも2010年の7 月だから、そうなるんですね、新鮮です

私の好きなシーンは久沙江先生が部屋に訪ねて来た時の洋平くん
ちょっと幼稚な振る舞いの多かった学校のシーンと違って初めてさらす思い
もんちっちさんの「オヤジいい年しては」ここだったかも
自分の部屋だからか、ちょっとしどけない雰囲気の窪田くんがそれまでのおこちゃまな洋平との違いでドキッとします(*^^*)
久沙江先生の髪のシーンも手がキレイでいいですよね
身支度のシーンはなんか窪田くんの日常を想像して楽しいんですよね(#^.^#)

竹下景子さんが、他ではもっと老けた役が目につくなかキレイでかっこよくて素敵でした
自分ちに書けやいってくらい長ながとすみません
ましゅましゅさん、いつも言葉だけで表現が素晴らしく伝わってきます
私クリ寄見てないのですが前回のレビューでドキッとします(//∇//)
私も18日行きます!!ご挨拶したいのです(^^)


No title

沙央里さん、こんにちは^^

コメントありがとうございます~。この作品は窪田くんの作品の中でもちょっと話題になりにくい作品ですけど、こうやってみんなが思い思いの感想を話せるってことはいい作品だってことですよね。ちょっと自分の斜に構えた見方、反省してます^^;;;。

そっか、2010年になったばかりの頃の撮影なんですね。てっきりガチバンMAXの後と思っていたのです。2010年の前半って言うと、舞台のトライフルの時期。ドグちゃんやXmasが終わって、その後のガチバンやらゲゲゲやらジョーカーやらの第2次窪田ブーム(と今勝手に作りましたw)との間の時期で、じっくりと作品に取り組めたのかもですね~。

あー、あの前半の自分の部屋のシーンの洋平って色っぽいですよねぇ。私も見返してみて、あのしどけなさにどうして!と慌てふためいたクチです。でも、そんなことに頓着しない久沙江先生も凄かったですねw

竹下さんの先生もよかったですね~。私は竹下さんの「技術第一」という考え方にとっても共感したので、あの威厳のある、まっすぐな姿がとても眩しかったです。竹下さんって昔は「お嫁さんにしたい女優No1」と言われていただけあって、やさしげな役がらが多かったようですが、最近は、ゲゲゲのイカルといい、かっこいい、ハンサムな役がおおくなっていますね~。

そうそう、前に沙央里さんのHP見つけて、カキコしようと思ったんですけど、アメンバーじゃなかったので、ご挨拶できなくってw。いつも来てもらってるばかりですみません。18日とれたのですね!それはよかったーー。ぜひ私もご挨拶したいですけど、18日がちょっと何時につけるかまだ分からないんですよ^^;;;。また状況が分かったら、適宜書き込んでいきますねーー。

ましゅましゅさん
ブログ訪ねてくださってありがとうございます(^_^)v
コメントの件、失礼しました
今のの承認制にさせてもらってから、どなたからでも書き込んでもらえるようになってます
またよろしければお願いします(*^^*)

ましゅましゅさんお忙しいんですね
200人くらいですかね
是非見つけ出したいです(*^^*)

No title

沙央里さん、さっきカキコに行きました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします~。

今度チケット取ってきたら、席の番号書いておきますね~。

No title

こんばんは〜

はさみ、すごい盛り上がってますね〜〜
ましゅましゅさんのレビューで気づく事、わたしもいっぱいあります。
この作品、新しい気持ちで、見直したくなりました。
今度は、子どもと一緒に。
髪は、役づくりなのですね。で、ガチバンにつながるのですね。

せっかくなので、18日ご都合つくとよいですね。
可能なら、私もご挨拶だけでもさせていただけたら、嬉しいです。
ではでは。

No title

ねむり箱さん、こんばんわーー。

ほんと盛り上がってますね~。めっちゃ楽しいですね!親子で同じ作品をみて、感想を言い合えるなんてほんと素敵です!またよかったら色々と教えてくださいね~。

おそらく18日のイベントは終わると11時近くか過ぎになっていますので、ほんとご挨拶だけになっちゃうかと思いますが、ぜひそうさせて頂けると嬉しいです。よろしくお願いいたします~。
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