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唐版滝の白糸 1本目の思いつくまま:平さん編

何かたまらず書いておきたくって。ネタバレです・・


・冒頭、平さんの台詞が延々続く。前後の意味の脈絡は全然なかったりするのだけれど、そのリズミカルな台詞回しがまるで音楽のよう。音楽史の正統な帰結として今は現代音楽が位置付けられていることを連想した。でも、本当に名手のピアノ曲のように聞こえて、つい何度か聞いたら、自分も憶えられるのではないかと勘違いしてしまうくらいだった。

・その上、平さんの立ち方が大変カッコいい。ちょっとはすかいにすっくと立つとき、まるでそこにスポットライトがあたっているかのよう。アリダの窪田くんは勿論、登場場面以外のお甲の大空さんでさえ、そうではない。でも、その立ち方の違いは、それぞれの立場(役どころ)の違いのようなもののように感じる。

・そんな風に、平さんの銀メガネは知的でエレガントでスケベでずる賢く、明治か江戸と昭和と平成を行ったり来たりも自由自在なのに、個性を与えられず役割しか与えられないというパンフレットのご本人のお言葉がとても腑に落ちるほど、戦後から今までの時代の世間、少しイヤな言い方をすれば正統な男世界を体現してるようにも思えた。

・そんな人間の帰結をこともあろうに、というか、だからこそ、今年80歳の男が演じる。同世代の男が背負うべき責任やら顛末やらをきちんと背負わせるのは、きっとほぼ同世代の蜷川幸雄が自分たちをまな板の上に乗せたい、乗せなければならないと言ってる気がするのだ。今回の滝の白糸は、私には、素朴なイデオロギーの匂いがする。それはアングラの原点の原点とも言うべき匂いな気がしているのだ。
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No title

おはようございます!
ましゅましゅさんたちは、月曜日に行かれるのですね.
私は祝日と日曜は必ず出社なので、次は当分先になってしまいます。
月曜日の感想もぜひぜひーーお願い致します.
平さんの長広舌の台詞は現代音楽。。素敵なたとえですね.難しい事はわかりませんが、平さんの銀メガネはいかがわしさとエレガントさのさじ加減が絶妙でもう名人芸と思いました.眼鏡の下に隠されたいろんな欲望を、ゴロちゃんがこどもの無邪気さとクルクルかわる気分表情でゆったりとかわす、二人のハーモニーが初めて見る感じで。私の中にあったアングラっぽい表現のカタチを気持ちよく裏切ってくれました。窪田君の文語調のせりふも大層萌えましたーー「まする」とかね。
今日は深海のダイオウイカでもみてこの興奮をクールダウンしてきます!
ではでは、朝から失礼しました。

こんにちは♪

ねむり箱さんは日祝出勤なのですね~日頃も家事とかあるからなかなか休んだ気がしないのではないですか?私も今、昼休憩中なのですか結構ヘロヘロです~
で、平さんと窪田くんコンビはじいと孫な雰囲気濃厚で、凄くポップというか庶民的な感じでしたねぇ。あれで和みましたが、実は登場場面の肩幅にもやられてまして、青年と子供の間で揺れる窪田くんの様子もまたよしでした!

もちろんまた書きます。よろしくです~
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