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唐版滝の白糸 3週間5本勝負が終わって:好きな場面とりあえず5つ(ってネタバレやん)

まだ全然書き足りない気がするw。アリダの好きなシーンを順不同に5つ。前にも書いたようにアリダはお芝居が進むにつれてかなり表現が変わったので日付入れときますw

「お甲さーん・・・・・あの10万円あげます・・素敵でしたよーー」@21日以降
 片腕をだらんと伸ばして、うつろな目のアリダが大人っぽい声で叫ぶシーン。2階に出てきたアリダの顔がそれまでのフリーターなアリダとは明らかに違ってて、アリダ兄出現を感じさせます。目が大きく見開き、目の下がダランと伸びているような顔で、おそらくナイフで切り割いた手首を抑える姿。最初「出たな幽霊!」と思って、このシーン全体がアリダ兄なのかなと思っていたんですが、28日、29日は「10万円あげます」の叫びに、フリーターアリダの苦しくも嬉しそうなトーンが戻ってくるんですよね。顔も、ふくっとした頬のフリーターアリダも戻てきて。もしかして融合した?なんて妄想しております。

「あんたぁ、金に目が暗んだなぁ」@21日以降
 10万円のうち1万円だけを憎々しげにお甲に投げつける銀メガネに、「お前の正体見たぞ」と言わんばかりの闘気を背中に立ち昇らせて迫る青年アリダ。このあたりから目に見えてアリダが大人の雰囲気を身にまとうんですが、それは上に書いたような兄の憑依もあったせいなのか。それはともかく、この舞台の中央で銀メガネに詰め寄る姿が、本当に惚れ惚れする程カッコよい。お腹の底から響くような、太い声で、背筋を反らしながら、セリフを言う。また、同時にグーッとかつスーッと近づくんだよなぁ。その速さとパワーにやられました。この「青年」アリダが詰め寄るバージョンは21日、28日、29日と3回見ているんですが、回を追うごとにその速さが増していき、サイヤ人化wしていったのもよかったです。

井戸の取っ手を舐める若猫アリダ@28日
 28日は羊水屋への冷たいというか、苛めてやる~くらいの態度が印象的だったアリダ。そのツンと澄ました素振りが成長盛りの若ネコちゃんを思い出させました。羊水を飲んだ後のマズそうな顔も一番大袈裟だったし、その後のビン飛ばしの顔も明らかに意地悪顔だったし、羊水屋の胡散臭いというかありがちな宣伝文句へのツッコミも一番ケンがあったような。そして、退屈を紛らわすべく上手の井戸で遊ぶのですが、28日は取っ手にペッタリと顔を付け、匂いを嗅ぐようすーっと背中から顔を滑らせていくんですけど、その目が「うぁーこれタマッラン~」とでもいうかのようなランランと目を輝かせていて、で、取っ手の先に唇まで付けてましたよ。何がそんなに気にいったのか、動物の気持ちはわからないと思いましたw

銀メガネの手を握るアリダ@全部
 公演前半戦の児童アリダにしろ、後半戦のフリーターアリダにせよ、前半のアリダは肩を前に窄めて、チンチンしたワンコのようなポジションに手を置くところが、微妙なフツーさ加減を醸し出してて。悪い意味であんまりにフツーに見えすぎて、それで平然としていられるのが意外と凄いかもと思う。そんなアリダを銀メガネが口八丁手八丁で籠絡する前半。感情を試し、肉体を試し、力を試す。握力でも当然負けちゃうアリダ。アリダが思いっきりギューっと握るんだけれど、銀メガネも力を入れれば平然と返ちゃう。で、ふと我に返る。あの手の大きなあの筋肉の25歳男子と今年80歳高齢者の対決。握力何キロ違うんだろ。力満々に見えるのも、力の足りないのもみなお芝居。芝居見物初心者には凄いなと思うのでした。

小人さんたちを見送るアリダ@全部!
 小人のアトムさんたちの影踏み、そして西に向かって歩いていくシーン。もう大好き過ぎますし、この滝の白糸ではすべての源はここにあったんじゃないかと思うくらい大事なシーン。ここでアリダの覚醒が始まるするんですよねぇ。でも、それを覚醒とは感じさせない優しい優しい態度と姿勢。影踏みを眺めるアリダのアトムさんの視線の高さに自分の視線を置くよう腰を落として、手を膝の上に置き、嬉しそうに嬉しそうに見つめていて。そして、舞台の前にすーっと出て、アトムさん達を見送る窪田くんのなんとも言えないすがしい、満たされたようなお顔。でも、穏やかで、自分を押し出すような嬉しさじゃないのは、小人プロレスラーの人たちの気持ちをそのまま引き継いでいるんでしょうね。窪田くんのそういう共演している人の気持ちをそっくり受けちゃうようなお芝居が好きなんですよねぇ。

ひとまず今日はこのへんで、まだ足りない~ん。
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拍手コメントをくださった方へ

コメントありがとうございます!

色々と思いつくまま書いてみました~。よかったらぜひ好きなシーン教えてくださいね!私もまだまだあるのでおいおいと書いていきます。

で、好きなセリフなんですけど、あんまりセリフをちゃんと覚えていないんで、いい加減に書いちゃいそうですけど、好きなシーン込みで書いてみます~。いやいや、楽しいです!

No title

出張おつかれさまでした!
いつもしゃしゃり出てきて、ゴメンナサイ(汗)
好きなシーン、心に残る台詞です。
薄れ行く記憶が寂しいですが(涙)、

★アングラ、アリダくん
六本指の話のシーンです。
「12本の指をひらひらさせて、大層にぎやかだったと母が申しておりました」こんな感じでしたっけ?台詞も口調も所作もアングラっぽい雰囲気、と勝手に思ってます.で、何度見てもぐっときちゃいました。個人的には、お甲さんがこの辺から、ゴロちゃんの中に兄のよすがを見いだして始めたのなーー、と。
「娼婦!娼婦!」の時窪田君の発声も好き!

★アリダ兄?
兄が降りてきたのか、お甲さんがゴロちゃんに兄を重ねたのか、この辺は見るたびに変わりましたーー。時間が経って今思うのは、お甲さんが見たいものが見えたのかなーー、と思っています。

★お甲さんあれこれ
お甲さんという人には、見るたびに惹かれていきましたーー。
「女ひとり、大地をいくんだ!」といって、片膝たてるシーン.
(水道管を切断されて、水が無いと)「おどれないのよお〜」の台詞回し。

★小人さんいろいろ
影シーンは、初回のインパクトがすごくて。アトムさんの声が忘れられない。
ゴロちゃんの中で、何かの扉が開いたような、「僕、この人たちのことが好きになりそうだ」ーー表情や間が、良かったです。

まだ、色々ありますけど、きりないですよ(笑)
。最初見たとき、某所で、「わかりやすかった」とかいたのですが、いろんな方の感想では、「難しい」と言うのも多くて。自分も台詞をひとつひとつ考えたら、分かるとはいえないよなーー、と。でも分かりやすと思ったのは、共感できる台詞やテーマに対してだったんだと、今改めて思ってます.もともと、台詞は美しく流れる詩や音楽みたいに感じていたので。

長文お許しくださいませ(汗)
では!



No title

ねむり箱さん、こんばんわー。コメントありがとうございます!

私ももっと色々と心に残る場面があるんですけど、細かくは思い出せなくなってきていますよ~。でも、不思議と、役者さんの声が耳に残っていて。お甲さんも銀メガネもですが、アリダのあの声は何度も耳の中でリフレインしていますねぇ。

そうそうそう!そんなセリフでしたね!!このシーンは、後半戦からのアリダの気持ちがぐっと熱く乗ってくるバージョンが好きでしたねぇ。あと窪田くんの声いいですよねぇ。一聴するとふわっとしててとらえどころのない感じなんですけど、耳に響いているんですよね。不思議と聞き取りやすいし。テレビで散々聞いてきた声の生の姿、よかったですねぇ。

そう、最初はお甲さんからの見た目だと思っていたんですけど、だんだん、兄っぽさがはっきりしてきたのかなと思っていますが・・お芝居の全体の解釈というかテーマがちょっと変わってきた(と思っているんですけど)のと連動してるように思うのでまた考えてみるつもり唐。

今回の大空さんのお甲さんは私的には理想の女性ですね~。優しくて、さっぱりしていて、はすっぱで、微妙におっちょこちょいで、強いという。「ゴロちゃん、ひねってーーっ!」のトコも大好きです。

アトムさんことマメさんの声も印象的ですよね~。あんなによく通って頭に残る声。なんかね、お芝居を見ているだけで、そのたたずまいだけで尊敬しちゃうし、それがよく窪田くんゴロちゃんにも響いているなぁと思いましたねぇ。

何しろ唐さんの作品ですから、万華鏡のように色んな見方が、色んなメッセージが伝わるものじゃないんでしょうかねぇ。広くて深い広がりのある作品だなぁとは感じましたしね。でも、仮に勝手な解釈であっても共感できる方がいいんじゃないかな。一度、蜷川さんのアングラ劇を見に行って、どうにも辛かった思い出がある自分としては、やっぱり「わかる」「好き」と思えるのは幸せで、出会いものなんだろうなと思いました~。

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