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Nのために 第8話 人格が描かれる楽しみ

あっという間に冬ドラマも終盤。Nのためにももうあと2話となってしまいました。残り2話で、最低、2000年のさざなみ事件の真相、2004年のスカイローズガーデン事件の真相、そして、2014年から2015年のNたちの現状(そして希美の最期まで?)を描かねばならないのですから、一番楽しみにしていた2004年から2014年までの原作の空白の10年についてはそれほど時間が割けなさそうかなぁと。

第8話の諸シーンから、成瀬が希美とこの10年間、電話番号を変えてまで、連絡を取っていなさそうだったり、希美と西崎が「この10年には意味があった」と言ってるとこを聞くと、スカイローズガーデン事件の後で、きっとその事件を踏まえて、彼がが過ごしてきた10年の様子やその意味を詳しく知りたいなぁと、そここそが彼らの人生の本当の中核なんだろうと思うのですが、そこは今回はないのですねーー。いや、最終回の後に、オリジナル脚本での『その後の10年の映画化』とか発表されても全然構わないとwww

しかしながら、成瀬のこれまでの歩みを見ていると彼が希美との運命の共有の中でなしえてきたことがよく見えてくるような気がします。お互いの過程の不幸さを背負って出会い、運命的な結びつきが生まれたさざなみ事件の後、大学へ出てきたものの父の死にやくざれてしまい、犯罪の道に走りそうになり、なんとか立ち直り、大学を退学してまで料理の道に進んでいったものの、希美と再会し、スカイローズガーデン事件にある意味自分の意思で巻き込まれていき、おそらく恩のある店を止めざるを得なくなり、それでも、料理の道からは外れず修行を積んでいき、ついに島に開かれるレストランのシェフとなり、おそらくきっとそこが希美の帰る場所になるんでしょう・・

いわゆる「挫折」を何度も味わいながら、そんな地道な、昔の過ちを糧として自分の背負ってきた運命を解放するような、そんな歩みがあるんだと思うと、もう、おばちゃん、既に目頭が熱くなっておりますよ。でも、その背後に、第8話の成瀬の、将棋が好きで、冷静で客観的で、あんまり大きな感情に「翻弄されなくなった」ところ(あの「勘違い」のセリフのどっか落ち着いたトーンというのは凄くがっかりで喪失感&嫉妬ではないと思うのですね・・)があるんではないかと思う訳です。そして2014年に高野の前に現れた成瀬は何か大切な気持ちを封印しているような生きた表情のない面持ちをしているのですが、その背景も、それらの経験を踏まえてのことかなぁと思うのでした。

このドラマはどの登場人物もそうですけれど、その人がどうしてそう思うのか、どんな経験をしていったのかをとても丁寧に描いてくれている。起こったこととかイベントの展開ではなく、それを取り巻くNたちがどういう人であったかを描いてくれている。そこがゆっくりしたペースでも楽しく見ることができるのかなぁと思う次第でした。
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No title

ましゅましゅさんこんばんは〜
8話は、いろいろ感動な回でした。
ローズガーデンの事件後のそれぞれの十年、ほんとに見てみたいですよねーー。
西崎杉下の再会の笑顔、予定された感がある気がしたのはお互の十年に意味があったということを伝える、という心に期すものがある表情だったのですね。二人の関係は恋ではないのだろうけれど、言葉を越えたブレや誤解のない、強いけど依存しあわない結びつき。いい言葉が見つからないですが、あえて言うなら戦友かなーーと感じたしだいですw

一般的には泣きポイントではないかもですが、個人的には希美が奈央子の救出に手を貸す、そして奈央子が心の内を希美に話す、このシーン。これはとても嬉しかったし、奈央子の新たな一歩になるはずだったと思うと口惜しい、でもやっぱり心に残るシーンですーー。希美は逡巡しながらも、困っている人(それが奈央子であっても)を助ける道を選んだのは、やっぱり成瀬の言動やメールが大きく影響していると思うから。。。個人的には、希美は成瀬の背中をみてきたんだね〜と。高校時代からもっといえば幼稚園時代から、と思うとしみじみするのです。また、自分が料理の世界で自分が大切にしている信条と天秤にかけた上で、手を貸す、というこの慎重さ、実直さも成瀬ですよねーーまさしく彼の人格が描かれたエピですね^^

まだまだつきないですが、この辺で!

No title

戦友よりsurviver同士かなって、今ふと。。
しかしスペルが疑問(汗)
すっきりしたところで、おやすみなさい〜〜

No title

ねむり箱さん、おはようございます!コメントありがとうございます~~。

希美と西崎の関係はおっしゃるように戦友、サバイバーですよね。同じような戦いを経験して、そこでどうしてもでてきてしまう黒い部分があるのもわかりあえるという。裏表がないというか、お互いにお互いの弱みをよくわかっていて、悪い言葉でいえばカッコつけたり、ごまかさなくていい関係で、これもまた理想の関係ですよね

希美は、成瀬や安藤にはどっかカッコつけてしまっているんじゃないかと思います。島で一緒に苦労した成瀬に受け止めて欲しいところもあるけれど、全部のドロドロを見て欲しい訳ではないような。成瀬の前では少女でいたいし、安藤の前では一緒に理想を追いかけるパートナーでいたい、それが事件の後の10年の離別の原因になってるのかなー。個人的にはそこをなんとかして欲しいのだけれど・・・

そうそう、成瀬の「大事な人が困っているのを見ると」いうメールを見ている時の希美の表情がなんともよくって。また、なんどもそれを見るでしょ。高校時代の成瀬に助けられた経験を思いだし、彼にとって自分が「大事な人」だったと再び認識したんですよねぇ。8話は安藤への恋心が強調されていたけれど、そんなじみ~な愛の描写もじっくり見るとじわじわきますよねぇ。

そうそう、かなり成瀬、考えたんですよね!。でも、きっと希美と同じ気持ちで「大切な人が・・」と考えたと。成瀬って、普段は慎重そうなのに、何かあると、ぐわっと行動しちゃう、それこそ大ごま切っての行動に出ちゃうところが彼らしいんだなと思いましたねぇ。

いやいや、もう明日になりましたね!一週間ホント早い!
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