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Nのために 第9話 西崎さんのこと

色々と書きたいことが満載なNのためにですが、なんだかんだと明日が最終回。そしてまた、最終回が終わったらどーっと呆けてしまいそうな気さえしている1日前だったりいたします。そんな訳で、元気なうちに西崎さんのことを。これまでにさんざん言われてきたように、スカイローズガーデンの事件の実行犯は希美、安藤、成瀬、そして西崎さんの誰でもないという予想を前提としての感想でございます。

最後の最後でN作戦2の顛末に持っていくことになったこのドラマがどこに収束するかを考えると、愛する人からの虐待を受けて深い傷を負い、それがもとで人との関係の結び方がどこかいびつになってしまった希美と西崎さんが、どうやってまた深く他の人や外の世界と関係を結べるようになるかまでを描くものだったのかなぁと思うのです。

西崎さんは最初、傷ついた心を隠すべく世捨て人のように、小説の世界の中で生きていこうとしていたのではないかと思うのですが、野バラ荘という暖かいシェルターに巡り合い、そのNを守るために外に向かって動き出すことができた。そして、希美と安藤に出会うことで、「外」の社会の人とつながることができ、その3人が外に働きかけたことで、自分が愛するもの、野バラ荘を守るという経験ができたということが凄く大きかったんじゃないかなと思うのでした。

そんな経験をして少し前向きになった西崎さんが計画したN作戦2。でも、奈央子に関わろうとすることで、また色んなところで、彼の経験のたりなさと愚かさが明らかになっていきます。クリスマスイブの花屋が男たちの行列で西崎さんが驚き、計画が崩れていくシーンは、虐待した母親から離れることができてもそこまで西崎さんが普通の生活を送ることができなかった証拠のようなもので、バカバカしくも哀しいというか切実な表現で、あとからジワジワと沁みてきました。

そして、過去もまた変わっていく。西崎さんが自分を捨てた男親に会いに行くシーン。男親のいまさら言うか的な(でも、筋の通った)様子の苦さと、でもようやく親らしい言葉をかけられたその不器用な様子に、少しだけ両者のわだかまりが解けたような気がいたしました。同じく、予告編で描かれた希美と母親の再会と離別での母親の思いっきりの涙。愚かな親だけれど、そこで子どもがおった傷は計り知れないものだけれど、取り返しのきかない失敗をして、ほんの少しだけ成長している『親』の姿。

そんな風に、心の闇を抱えながらも、愚かな面を様々に持ち合わせても、少しずつ前に進んでいるのかなぁと思うのですね、西崎さんも希美も。そんな最終回になるのかなと思いつつ、明日の夜に思いを馳せるのでした。
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No title

ましゅましゅさん、こんにちは。

すごくご無沙汰したような気分ですが、ついに最終回ですねー。

今朝は毎朝見ている朝の情報番組にくぼたさんが登場!
で何だか胸が熱かったです・・
子供の送迎でリアタイはできなかったのですが、
車内で音声だけ聞いたり、戻って録画見たりして、
ああ街頭インタビューのお題になるんだーヽ(^o^)丿って。
確実に風が吹いていますよね・・

西崎さんの考察、そうなんですよね、
この人の非社会性は面白可笑しいようでいて、
実は後から切ない、哀しい。
実際には世間で遭遇するちょっと変な人、
にもきっと何かしらの背景があるんだということを思う時間でした。
小出さんのお芝居も好きでした。
真澄ちゃん以後、あまりこれって思う小出さんに逢えていませんでしたが、
この西崎さんの滲み出る旨味のようなお芝居、
それをこっちが予感して「来るぞ来るぞ」と高まるようなお芝居、
素晴らしい役者さんだと思いました。
くぼたさんと共演される方くらいしかこのごろはきちんと見ることがないので、有り難い共演だったと嬉しくなっています。
でも大概、くぼたさんとだと、ちょっと・・
になってしまうことが多いので、そういう意味でも、
このNの出演者の皆さんの出過ぎないけど沈まないお芝居のバランスは、
素晴らしいものだったとも思いましたー(まだ終わってないですが)。
公式HPの監督さんのインタビュー記事も
実に気持ちのいいお話でしたね。
こういう素晴らしい感覚で作品を作る方たちと、
きっとまた繋がって何か見せて欲しいものだなあ、と感じました。

さあ、言いたいことは山ほどあったような気がするのですが、
仕事に励んで、Nの22時に備えなくては。

ではまたお邪魔します。

No title

花草さん、こんにちは!コメントありがとうございます~。

窪田くんの連ドラがあるとあっという間にその季節が過ぎていきますね。時間の流れが濃密だったせいか、本当にあっという間の10回のドラマでしたね。

そうそう、録画しているんですけれど、さらっと窪田くんがふわふわとちょっと死に目な感じで番宣をするだけなのかなと思っていたのでですが、街頭インタビューのお題で、窪田くんなんてっ、凄い世の中がやってきたものだと思います。このままもうちょっと上り調子で、コンスタントに窪田くんの作品に出合えるようになるといいですよね~。

このドラマ、「なぜこの人が○○なんだろう?」という疑問にさりげなく、しかも結構納得する理由をドラマの中に示してくれているところが好きですよね。大ネタではあったけれど、なっちゃんがしゃべれなくなった(しゃべらない?)理由も私にはさりげなさすぎて盲点でしたが、かなり納得できるものでした!西崎さんのは、また笑える感じに仕上げてきているところが凄いな~と。

小出さんはしっかり見た作品では、「風が強く吹いている」、「仁」、「梅ちゃん先生」に次いで4つ目かな。この作品でもそうでしたけれど、父親との確執があるドラマが多かったりするのですが、持ち味の飄々とした感じと一転濃い感情の表われが面白い俳優さんですよね。

あと、安藤の賀来さんも兄やんに引き続きいい演技で、個人的には何より榮倉ちゃんに目からウロコ状態でしたね。同じ年代の若い俳優さん達が、存分に力を発揮できた、また4人というのがいい人数だったと思うのですが、本当にみなに見せ場があって、いい作品になったなぁと思いますね~。

窪田くんの出演されている作品には、どんなものであっても何かしら美点を見出してしまう自分でありますし、窪田くんの最大の特色は「良質」という言葉にとらわれず、どんな作品にも出ちゃう、どんな作品でも全力投球」なところなのですが、これからも色んなスタッフの方々と出会って、どんどん作品を作っていっていただきたいな~なんて思いますー。

もうあと5時間切りましたね。ではでは、また!

No title

こんばんは!
今頃拝見しました。
本当にましゅましゅさんの書かれていること、よーーくわかります。

で、私的には。。N作戦2で奈央子さんにも再生の場が用意されるはずだったのに、それは叶わないわけですが、希美の励ましや西崎の愛は、短い期間とはいえ彼女を変えたのであれば、嬉しいなーーと思います。うまく言えないんですけど、絶命する前に少しでも光をみたのであればいいな。
西崎、希美、奈央子さん、この三人は原作でどう描かれているのかな。
では。

No title

ねむり箱さん、こんばんわ!コメントありがとうございます~。

いやー、ほんとそうですね。あんな結末になってしまう訳だけれど、あんな風に、西崎さんが立ち直れて、この10年に意味があった、とおっしゃる訳ですから、西崎さんが奈央子にしたことには、奈央子にとっても意味があったんだと思います。それが、もうじき描かれるといいですねぇ。

そのお三方で気になるのが、希美と奈央子の関係。あのドレッサーには奈央子の暗い感情がこもっていたような気がしたのですが、その後は二人の関係は特によくも悪くも描かれてないですよね。なんだかそこが気になることろです・・・

では、いざ、臨みましょう!
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